何においても年月が経てば劣化、故障は起きるものです。それは住宅内の水回りの設備においても同じことが起こります。そこで水回りのリフォームを検討するとなっても、費用と施工期間が気になるのではと思われます。そこで、こちらの記事では水回りのリフォームにかかる予算相場と施工期間の目安についてまとめました。
水回りリフォームの予算相場
水回りというのはキッチン、浴室、トイレ、洗面所があります。フルリフォーム(全面交換)する場合での価格帯は以下の通りです。
- キッチン…50~150万円
- 浴室…50~150万円
- トイレ…15~50万円
- 洗面所(洗面台)…10~50万円
リフォームの価格というのはリフォームをする範囲や資材のグレード等によって変動します。ここで知っておくべきポイントとしては、最新の水回り設備というのは節電や節水の効果が高いものが多いということです。つまりリフォームすることで電気代や水道代が節約でき、長い目で見た時にリフォームが高い買い物ではなかったと感じるかもしれないということになります。
・セット料金、パック料金がある会社も
水回りのうち、どこか1点をリフォームすることもありますが、複数箇所をまとめてリフォームするという方も多いです。そのような場合に注目したいものとして、セット料金やパック料金があります。内容に関してはリフォーム会社によりますが、予算がいくらか抑えられるということは確かです。料金プランを設定しているかどうかも会社によって異なりますので、複数箇所のリフォームを検討しているなら、まずは依頼するリフォーム会社に確認してみるといいでしょう。
水回りリフォームの施工期間
水回りのリフォームは、交換のみであればさほど時間はかかりません。目安としては以下のようになっています。
- キッチン…約2日
- 浴室…約3~5日
- トイレ…約1日
- 洗面台…約1~2日
・期間が長くなってしまう事例
交換だけでなく他の工事も行うということであれば施工期間も長くなってしまいます。キッチンであればレイアウトの変更を行うことで配管、電気工事などが必要です。浴室、洗面所、トイレなどでも内装工事まで行うのであれば施工期間は長くなります。いずれにしても最低1週間は長くなると考えておかなければなりません。施工期間が延びるということは、その間水回りが自由に使えなくなってしまうということです。水まわりが使えない間の暮らしぶりについては対策を考えておく必要があります。
まとめ
水回りのリフォームにかかる予算については、リフォームを行う範囲や設備のグレードなどによって違いが出ます。リフォーム会社ごとにセット料金やパック料金を設定していることがありますので、複数箇所のリフォームを検討しているならまずは相談、お見積もりすることがおすすめです。施工期間は各箇所、交換のみであればそれほど長くはなりません。ただ配置転換や内装工事によって施工期間が延びてしまうこともあるので、期間中の水回り使用についてどうするのかは決めておく必要があります。