キッチンの選び方のポイント
新居の購入を検討する際にまず考えるべきなのが水まわりの選び方です。水まわりといってもキッチン、トイレ、浴室とエリアによって注意すべきポイントが変わってきますので、シチュエーションごとに区別して注意点をおさえておく必要があります。
毎日の暮らしで必須となるのがキッチンです。家族世帯であれば特に使用する頻度が多いため新居購入の際には慎重に選ぶ必要があります。キッチンの設備を選ぶうえでポイントとなるのは、高さです。キッチンによってシンクやコンロの高さが異なり、高さによって使い勝手も変わってきますので、必ず身長とスペースとのバランスを考えたうえで「毎日の暮らしでどの程度使いやすく感じられるか」ということを中心に検討する必要があります。
キッチンの大きな特徴は、使い勝手を事前にチェックすることができます。新居のモデルルームではほとんどの場合キッチンを開放しており、料理こそできないものの実際にキッチンに立ってシンクなどの使い勝手を具体的にチェックできますので、新居購入を御検討の際は可能なかぎりモデルルームへ足を運び、このキッチンで本当に快適な炊事ができるのか、ということをシミュレーションしておきましょう。
気になるウォシュレット選び
キッチンと並んで毎日の使用頻度が多いのはやはり御手洗いでしょう。最近の住宅の多くはウォシュレットが標準設備となっており、1時間あたりの電気代も格段に安くなっています。
ウォシュレットも年々細分化が進んでおり、なおかつ多機能になっていますので、新居購入の際には必ずそれぞれのタイプを実際にチェックし、メリットとデメリットを比較検討したうえでライフスタイルに合ったものを選択する必要があります。ウォシュレットのタイプを大別すると、タンクが外部に見えているものと内蔵されているものがあり、コンパクトなトイレでは内蔵型ウォシュレットが主流になっています。
タンクの位置だけでなく、スイッチの場所や強弱レベルなど、チェックポイントは多岐にわたりますので、モデルルームを訪れる際には必ず御手洗いをチェックし、広さなども確かめたうえで使い勝手をシミュレーションしておきましょう。
まとめ
一般の住宅でよく使う水まわりとしては、キッチン、トイレ、浴室があります。いずれも毎日の暮らしで必須となるエリアですので、誰にとって使いやすいか、というポイントを優先に考えることが大切です。浴室については、シャワーの水圧や給湯機の性能など、新居に移る前に調べられることもたくさんありますので、モデルルーム見学の際には丁寧に時間をかけるようにしましょう。